今年の音楽祭は「みんなでつくる」音楽祭です。湖東エリア(彦根市、甲良町、多賀町、豊郷町、愛荘町)で活動する人たちで結成したプロジェクトチームが中心となって、どんな音楽祭をつくるか検討していきます。6月24日(金)に、6名のプロジェクトメンバーと事務局が集い、最初のプロジェクト会議を開催しました。
第1回プロジェクト会議の様子。新井鷗子さんはオンラインで参加
まずは、プロジェクトメンバーに加わってくださったみなさんをご紹介します。
池山理帆さん:滋賀県立大学の3年生。ボランティアサークルの代表としても活躍中。
磯﨑真一さん:長浜市で演劇活動を行う「NPOはまかる」のメンバー。
岡田真由子さん:今回の音楽祭に出演が決定している「Dドラファミリー」のメンバー。
NPOはまかるの磯﨑さん
Dドラファミリーの岡田さん
奥田茂雄さん:音楽祭に何度も出演している「湖東ワークショップグループ」のメンバー。彦愛犬地域障害者生活支援センターステップあップ21の職員。
田中孝史さん:作業療法士として働く傍ら、「エンパワーメントレコーズ」の主宰として“医療介護福祉をポジティブに”をテーマに様々な活動を展開。
原一正さん:元特別支援学校教頭。現在は地域で障害のある人にかかわる様々な活動に携わる。
さらに、アドバイザーとして「障害とアーツ」をテーマに研究を行う新井鷗子さん(横浜みなとみらいホール館長)をお迎えしました。新井さんは、聴覚障害のある子どもたちのための音楽ワークショップなどに取り組んでおられ、それらの活動を知るだけでも多くの学びがあります。
最初のプロジェクト会議は、どのような音楽祭にしたいか、アイデアを出すところから始めました。共通していたのは、「たくさんの観客に来てほしい」ということ。「家族や関係者以外の人にも魅力を伝えたい」「障害のある人の表現を見たことがない人に見てほしい」「抽選じゃないとチケットが取れないくらいになったらいいな」など、いろんな人に届けたいという思いです。他にも、「どこでも選べる車椅子席」「観客同士が交流できる」「騒がしくてもいい」といった多様なアイデアが集まりました。
どんな音楽祭になるのか、プロジェクトメンバーのみなさんと楽しく熱く議論を重ねていきます。