糸賀一雄記念賞音楽祭と
障害のある人の表現活動発信ウェブサイト

「共生社会フォーラムin滋賀」にて、全国に向けた情報発信を行いました!

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 2022年11月22日(火)に開催された「共生社会フォーラムin滋賀」(主催:厚生労働省、実施:公益財団法人糸賀一雄記念財団)にて、これまでの音楽祭の様子を紹介して、“みんなでつくる「ぐるりまるごと劇場」プログラム”の取り組みを伝えました。誰もが個人として尊重され、互いの尊厳を認め合いながら共に生きる共生社会の実現を目指す「共生社会フォーラム」。会場となった滋賀大学彦根キャンパス講堂には、障害福祉従事者など60名ほどが参加されていました。

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 はじめに、これまでの音楽祭のようすを映像で紹介しました。続いて、第二十回音楽祭に出演した「とんてんかんてんワークショップグループ」によるパフォーマンスを披露。湖北地方に伝わる民俗芸能「鍛冶屋太閤踊」と和太鼓のコラボレーション作品です。2022年2月、残念ながら無観客で行われた音楽祭の演目を、特別バージョンとしてたくさんの人の前で披露することができました。

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冒頭、道化役のバカ音頭と弟子たちが滋賀自慢のユニークな口上で和ませます。笛や太鼓が登場すると、音が講堂を包み込み、独特のリズムや動きで会場を魅了しました。

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 パフォーマンスを終えたメンバーは、「楽しかった!」「今日はみんなよく声が出ていた」「練習よりもうまくできた」とうれしそうに話していました。実は、今回の特別バージョンを全員で練習できたのは1度だけ。「みんなに会える練習が何よりも楽しみ」という活動の積み重ねが、今日のパフォーマンスにつながったようです。

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 「みんでつくる“ぐるりまるごと劇場”プロジェクト」の事業紹介では、今年度の音楽祭とリンクした各ワークショップの取り組みやねらい、2025年にかけて滋賀県をぐるりと巡りながら開催していくという構想が伝えられました。全国に発信される共生社会フォーラムにて取り組みを伝えたことで、制作のノウハウなどが多くの人に共有され、滋賀だけでなく、全国各地で障害者等の表現活動の場づくりが広がっていくことが期待されています。

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