音楽祭が行われたひこね市民プラザの円形プラザでは、「むすびフェス&マルシェ」を同日開催しました。主催はチームエンパワメントのみなさん。代表の田中孝史さんは音楽祭のプロジェクトメンバーの一人です。音楽祭で生まれたつながりと、チームエンパワメントのネットワークを組み合わせたマルシェを企画・実施してくれました。
当日は曇り空で気温も低かったにも関わらず、オープンからたくさんの人が訪れていました。円形広場をぐるりと囲むように、スイーツやカレー、おにぎりなどのフードブース、手作りアクセサリーや雑貨店、福祉用具やダブルケアに関するブースが並びました。中央では田中さん自らDJをしたり、音楽ライブがあったり。食べ物、ファッション、医療介護福祉をかけ合わせたマルシェです。
医療介護福祉は誰にとっても必要なものですが、ネガティブなイメージで捉えてしまいがちです。田中さんらチームエンパワメントは、身近な楽しみとなっている食やファッションと組み合わせることで、医療介護福祉の分野にも「楽しい」イメージを持って接する機会を作りたいと活動しています。
おいしそうな料理をほおばる家族や、電動車椅子運転体験に挑戦する小学生、パズルや楽器づくりを楽しむこどもたち。会場のあちこちで楽しんでいる様子がありました。チームエンパワメントのブースでは「いつもより話を聞いてくれる人が多いと感じています」と話すスタッフも。音楽だけじゃなく、福祉だけじゃなく、いろんな分野に関心が広がり、楽しく交流できる場となりました。
「むすびフェス&マルシェ」の様子は以下の動画でもご覧いただけます。