2016年11月19日(土)、糸賀一雄記念賞第十五回音楽祭を開催しました。
フォークシンガーの小室等氏によるプロデュースのもと、滋賀県内で日々表現活動に取り組む障害のある人とアーティストたちが、栗東文化芸術会館さきらの舞台に集いました。
さらに今年は、世界を代表するフランスの文化芸術創造都市である、ナント市よりクロード・ブリュマション氏(ダンサー・振付家 フランス国立振付家センター・ナント前ディレクター)と、アン・ミネッティ氏(ダンサー・振付家)の2名のアーティストを招へいし、音楽祭出演団体のひとつである湖南ワークショップとの共同制作を行いました。
ナント市とは、2011年の糸賀一雄記念賞第十回音楽祭での共同制作以来、5年振りのコラボレーションとなりました。
日本側からも、谷川賢作氏、高良久美子氏、竹田裕美子氏、吉田隆一氏、こむろゆい氏といった国内外の第一線で活躍するミュージシャンとの共演があり、障害のある人たちのパフォーマンスの魅力が、ステージの上から発信されました
障害のある方、支援者の方、ミュージシャンの方など、ステージに立ったパフォーマーは200名を越え、ここに観客と運営スタッフを加えると、800人以上が、この音楽祭に関わったこととなります。
合唱や、打楽器演奏、ダンスなどのプログラムが披露されたあと、最後は「ほほえむちから(作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等)」の大合唱で、ステージは熱狂の内に締めくくられました。