糸賀一雄記念賞音楽祭と
障害のある人の表現活動発信ウェブサイト

出会いと学びのプログラム
「障害のある人の舞台芸術の魅力を知る」を開催しました

 音楽祭を契機に障害者の表現活動に関わる“みんな”を広げ、未来につないでいくプロジェクト「出会いと学びのプログラム」がスタートしました。〈劇場・音楽堂等の職員、テクニカルスタッフ、アーティスト等〉〈広く活動に関心のある方〉〈どちらにも共通〉の3つのコースで行う研修プログラムです。

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 今回は、8月21日(日)に開催した障害者の表現活動に広く関心がある方を対象としたコースの第1回目の研修をレポートします。

 講師は湖南ダンスカンパニー・ディレクターの北村成美さん。レクチャーの前に、北村さんと4名のダンサーによるパフォーマンスを鑑賞。うみ(湖)をテーマにした今日のこの時間限りの作品に、参加者のみなさんはすっかり引き込まれている様子でした。

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 続いて、北村さんから湖南ダンスカンパニーのこれまでの活動についてのレクチャーです。どのように作品づくりを行ってきたのか、フランスでの公演の経験など、18年の活動の積み重ねや転機となった出来事を紹介。「すべてを包み込むのがわたしたちのやり方。“みんな違ってみんないい”よりも、さらに深いところでそれぞれの体から出てくるものを祝福し合う」と、活動の核となる部分に触れ、その思いを語ってくれました。

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 コンテンポラリーダンスを見るのも踊るのも初めてという参加者がほとんどでしたが、ダンス体験も行いました。北村さんの説明やメンバーの動きをお手本に、冒頭に鑑賞した作品の動きと流れを確認。本番に挑みました。無事に踊りきった参加者からは「小道具の青い布をかっこよく見せようと意識したら踊りに集中できた」「初めてだけど自然に体が動いた」といった声があがりました。

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 締めくくりに、北村さん、ダンサーの鈴木杏子さんへのインタビューを行いました。緊急事態宣言中に行ったオンラインでの活動、限られたメンバーだけが集まれるようになったときのこと、活動が減ったことによる影響など、コロナ禍での活動を中心にお話を聞きました。湖南ダンスカンパニーの今後について、「ダンスや表現活動をしたいという人にとって目標となるような、あるいはライフワークとしての居場所になっていけたら」と北村さんは語ってくれました。

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